万博の支出停止求め住民監査請求

NHK 関西 NEWS WEBで「万博の支出停止求め住民監査請求」情報が掲載されました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20181120/0009900.html

ニュース本文は下記。

大阪が誘致を目指している2025年の万博について、市民オンブズマンなどで作る住民グループが、開催予定地の夢洲は災害対策が不十分で、来場者の安全が確保されないとして、大阪府と大阪市に対し、誘致活動への公金支出をやめることなどを求める住民監査請求を行いました。
住民監査請求を行ったのは、市民オンブズマンのメンバーなど150人余りで、20日、大阪府と大阪市の監査委員の事務局に請求書を提出しました。
それによりますと、大阪が誘致を目指している2025年の万博の開催予定地の夢洲は、南海トラフの巨大地震や台風などへの対策が不十分で、来場者の安全が確保されないとしています。
そして、万博の開催は、多くの住民が反対している、カジノを含むIR=統合型リゾート施設を夢洲に導入するための手段になっているとして、府や市に対し、誘致活動をやめることや、松井知事と吉村市長に、これまでに支出した経費を請求することなどを求めています。
住民グループの井上善雄弁護士は大阪府庁で記者会見し、「万博誘致にお金を使うのは、本来の住民福祉のために公金を使うということから、著しく逸脱している。特別の産業や、一時的なエンターテインメントのために膨大なお金を使うのは許されない」と指摘しました。