会報第3号を発行しました。
ぜひお読みください。
2019年3月29日 第3号
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第3号タイトル
大阪府知事選挙・大阪市長選挙についての見解
本会は、大阪カジノの誘致の中止を求めることを目的にした市民団体です。その立場から、大阪府知事選挙・大阪市長選挙について、見解をまとめました。
知事選挙候補者の吉村洋文氏と市長選挙候補の松井一郎氏は、これまで市長・府知事としてカジノを含むIR(統合型リゾート)を大阪万博の前年に開設させるべく、急ピッチで誘致作業を進めてきました。また両氏は、「将来、ギャンブルにのめり込まないために」というリーフレットを税金で作りました。そこには、ギャンブルが刑法に違反する犯罪であることに触れずに、「ギャンブルは、生活に問題が生じないよう金額と時間の限度を決めて、その範囲内で楽しむ娯楽です」と紹介しています。これを高校生と支援学校生に配布しました。ギャンブルを肯定する言語道断の行為です。
その吉村洋文氏は「統合型リゾート(IR)の誘致」をマニフェストに掲げています。松井氏はマスコミが主催した候補者討論の中で、「カジノのないIRなど聞いたことがない」とカジノ推進を公言しています。
吉村氏が知事に、松井氏が大阪市長になれば、大阪でのカジノ誘致が加速します。
一方、大阪都に終止符を掲げて府知事選挙に立候補した小西禎一氏は、マニフェストの中で「幅広い府民の意見を踏まえたIRの推進」と書いています。カジノに対する姿勢は明確ではありませんが、記者会見の中で小西氏は、「ギャンブル依存症などに対する懸念の声に、しっかりと理解を得る努力をする必要がある」、「開業時期ありきではない」と答えています。また市長選挙に立候補した柳本顕氏は「カジノの有無も含めて考える」と答えています。このように小西氏が知事に、柳本氏が市長になれば、カジノ問題に関する府民、市民との対話が期待できます。すなわち今回の選挙結果によって、カジノ誘致にブレーキがかかり、減速することが期待されます。もちろん、カジノ誘致は減速が解決ではありません。中止が必要です。そのため、本会は選挙後も、新しい大阪府知事と大阪市長にカジノ誘致作業の中止を求め、活動を続けていきます。
同時に行われています大阪府会議員選挙、大阪市会議員選挙では、カジノ反対議員が増え、カジノ推進議員が激減することを願っています。
会員と本会関係者の皆さんに、以上の見解にご理解いただき、ご協力くださいますよう心からお願いします。
2019年3月29日 大阪カジノに反対する市民の会幹事会
「大阪の経済・くらし・文化を守る市民大集合」開催レポート
3月23日に実施した「カジノあかん!大阪のくらしと文化を守る市民大集合」
と題した市民集会は、350人もの方が集まりました。
当日の会の成果をレポートでお送りします。
大阪カジノに反対する市民の会からのお知らせとお願い
①カンパと入会金納入のお願い
会の活動には印刷代、交通費、講師謝礼などかなりの資金が必要です。入会金1000円だけでは足りません。
そこで会に寄付をお願いします。入会金がまだの方は、下記のゆうちょ銀行振替口座に1,000 円を振り込んでください。恐れ入りますが、振込手数料も負担してください。
口座記号番号 00920-8-323421
口座名称( 漢字) 大阪カジノに反対する市民の会
口座名称(カナ)
オオサカカジノニハンタイスルシミンノカイ
②ホームページやフェイスブックの管理・更新の協力スタッフを募集しています。
③ニュースレター配布にご協力を
このニュースレターは、メール、ファックス、郵便、手配りなど、出来るだけ少ない経費で配布する予定です。そこで、パソコンメールを利用されている方はアドレスをお知らせください。ご近所の会員に手配りしていただける方は、ご連絡ください。
会報編集委員も募集しています。
④入会者の勧誘にご協力を
「カジノ反対」の声を強く、大きくするために1,000 人以上を目標に会員を募集しています。
入会金1000 円必要ですが、会費はありません。
会務報告 ( 2月12 日現在)
会員275 名
収入 357,516 円
支出 209,406 円
残高 148,108 円