現在本会は、大阪府・大阪市を被告として、高校生向けギャンブルリーフレット配布差止訴訟を行っております。
7月9日に第2回公判がありますので、その旨、ニュースリリースとして配信しております。
IRカジノを推進している大阪府・大阪市IR推進局は、昨年、大阪府内の高校生三年生と支援学校の生徒に対し、「ギャンブル」を娯楽と明記し、ギャンブルに対して誤った事実を伝え、賭博行為を肯定させるリーフレットを配布しました。
大阪カジノに反対する市民の会では、このリーフレットは、刑法で賭博は禁止されていることに全く言及しないなど重大な瑕疵があると判断。住民監査請求を経て、現在、住民訴訟を提訴し、公判中です。
本リリースは、去る5月24日に行われた第一回公判のご報告とともに、来る7月9日の第2回公判に向けた本会の主張を広く知っていただきたく配信いたします。
【第2回公判に向けて】
IR・カジノを推進する立場にある部局が教育機関に、教育的配慮を欠いた、また内容に欠陥のある印刷物を配布したり、このような啓発活動を行うことは認められません。
本会は様ざまな活動を通じて、本訴訟の提起している問題点を広報し、ギャンブルやカジノ設置の危険性について啓発していきます。
第2回公判
2019年7月9日 火曜日 午前11時00分
大阪地方裁判所
