リーフレット訴訟第2回公判の報告

 高校生にギャンブルを「金額と時間の限度を決めて、その範囲内で楽しむ娯楽」と勧めるリーフレットが、昨年12月、府市IR推進局によって作成され、大阪府内の高校3年生、支援学校の高等部3年生全員に配布されたと言われています。このリーフレットは作成も、配布も許されないと、大阪カジノに反対する市民の会の役員と府民17人が提訴した「IR推進局リーフレット配布差止等請求事件」の第2回公判が本日(7月9日)、大阪地方裁判所で開かれました。

 公判では、まず原告、被告の双方から準備書面(1)が提出されたことが確認されました。次いで、裁判の今後の進行について、裁判官、原告代理人弁護士、被告代理人弁護士の間でやり取りがありました。最後に第3回公判を9月10日(火)午後2時から開くことを確認し、終わりました。

 大阪カジノに反対する市民の会は、この裁判に勝利し、大阪カジノにブレーキを掛けるため、今後、研究と調査を深めていく予定です。この裁判に興味のある方は、ぜひ、ご意見をお寄せください。

【関係資料】
大阪市リーフレット事件準備書面
大阪市リーフレット事件乙3
大阪市リーフレット事件証拠説明書乙3

大阪府リーフレット事件準備書面
大阪府リーフレット事件乙4
大阪府リーフレット事件証拠説明書乙4
大阪府リーフレット事件被告第1準備書面