カジノに関する候補者アンケートの結果について
2021年10月18日 大阪カジノに反対する市民の会
本会はIRカジノ誘致に対する賛否について、10月9日、衆議院選挙大阪選挙区の予定候補者の皆さんに、アンケートを実施しました。
それに対し、17日までの所29人の方から回答があり、
- カジノ賛成は6人。全員が日本維新の会
- カジノ反対は23人で、立憲民主党11人、日本共産党10人、社会民主党1人、れいわ新選組1人
自民党、公明党からは回答はありませんでした。
アンケート結果に対する本会からの論評
IRカジノ誘致に対する賛否につきまして、反対意見とその理由については各候補者自身のお考えが率直に述べられており、本会の趣旨とも合致しており、各区で反対意見の候補者を強く推薦、応援することとします。
一方、賛成意見(全部維新の候補者です)につきまして、その賛成理由には極めて大きな問題があり、またSDGsとギャンブルの矛盾についての無認識、頬被りが、判で押したように見受けられますので、特に注意をしていただきたいと思います。問題の第1点は、IRの原資が違法な民営ギャンブルであることに無反省であること、第2点は、IRの国際会議場やエンターテインメント施設より、大阪で本当に必要な経済政策、社会政策、特にコロナ対策に対する配慮が全くないという点です。”改革”すべきは、人口比で全国一のコロナ患者数、死者数を数える維新政府が牛耳る大阪府市政の”改革”です。カジノ賛成の候補者は本会の趣旨に真っ向から反する主張をしていることを皆様にお知らせして、審判を仰ぎたいと思います。
調査シートは下記のとおりです。