23日午後、豊中市アクア文化ホールで大阪カジノに反対する市民の会が、「カジノあかん! ギャンブルは危険」をテーマに「大阪の経済・くらし・文化を守る市民大集合」を呼びかけた講演会を開催し、約350人の市民が参加しました。
集会はギャンブル依存症被害者の訴えからはじまりました。
集会には大阪カジノに反対している7つの市民団体の代表が勢ぞろいし、カジノ反対の連帯挨拶を述べました。
カジノに反対する政党からは、5つの政党が参加し、出席した20名の党代表や議員・元議員・予定候補がカジノ反対で頑張ることを1分スピーチしました。
カジノに反対する寸劇があったかファミリーによって上演されました。
後半の講演は落語家笑福亭竹林さんの「落語の世界では強盗より博打の方が悪い」という小話で始まり、メインの講演では、国学院大学名誉教授の横山實氏が「国際カジノ企業の絵大阪進出の意図」の演題、と大谷大学教授の滝口直子氏が「カジノできたら誰が恩恵を受けるの?誰がギャンブル害を被るの?」の演題で講演し、スロットマシーンなどの最新のカジノ機器はITを使って、人をギャンブル依存症に罹らせ、お金を最大限に吸い上げるように開発されていると講演しました。
最後に主催者から、府知事・市長に対する不適切行政に対する提訴や監査請求、公開質問等の運動経緯や今後の署名活動などの提起があり、大阪カジノ反対運動を通して地方選を維新政治にストップをかける好機として戦い抜こうとの竹林師匠の呼びかけで幕を閉じました。